GitHubのコミット履歴をみると本名が表示されている
以前このブログのソースをGitHubで公開したことがありました。
記事の公開直前にGitHubをみると、なんと自分の本名が表示されている。。
Macでgitをインストールすると、デフォルトでMac自体のユーザー名がgitのコミット名になるみたいです。
今回はgitのコミット名を変更する手順を書き記します。
環境
OS : MacOS Monterey
git : 2.31.1
まずは現状の確認
git config --list
で、今の設定を確認してみましょう。
user.name=hogehoge
user.nameに自分の本名が設定されていました。
グローバル設定になっていたのでどのリポジトリでも自分の名前でコミットしてしまっていたようです。
git configで設定を変更してみる
git config --global user.name "homio"
取り急ぎグローバルの設定で本名→ハンドルネームに変えてみることにしました。
user.name=homio
よし、これでOKですね。
おなじく「user.email」という項目もあるので、変更したい場合は上記のコマンドの「name」を「email」に置き換えてみてください。
過去のコミット分も名前を変えたい
上記の説明は今後のコミットで使用される名前なので、これまでのコミット分の名前を変えることはできません。
過去のコミット名を変更するためには、コミットの書き換えが必要です。
git filter-branch -f --env-filter \
"GIT_AUTHOR_NAME='new'; \
GIT_COMMITTER_NAME='new';" \
HEAD
該当のローカルリポジトリでこのコマンドを実行しましょう。
AUTHOR_NAMEとCOMMITTER_NAMEを書き換えるコマンドになります。
メールも変更したい場合は上記コマンドの「NAME」を「EMAIL」に置き換えましょう。